タイ・バンコクの屋台で人気の料理は? 後編
皆さんはタイではどんな屋台に行きましたか?
お味の評価はいかがだったでしょうか?
そして、再訪を誓うようなお気に入りのお店は見つかったでしょうか?
パッタイ(タイ風焼きそば)
タイに初めて行った時、灼熱の元で恐々食べたパッタイの美味しさは忘れられません。
米麺とナンプラー、揚豆腐、卵、唐辛子などの食材は日本と違えども、鉄のフライパンで熱々に焼き上げた焼きそばの美味しさは万国(バンコク)共通であります!
まさにタイのB級グルメを代表する料理です。
安くて美味しいパッタイとパックブーンファイデーン(空芯菜炒め)、ビールなどで楽しく宴会をしている現地の人も多く見かけます。
屋台については、正直、最初は怖いという意識がありました。
気候は毎日35℃以上の炎天下、材料が悪くなっていて当たったりしないだろうか?
旅行バッグに正露丸あったかな、とか(笑)
しかし、タイの人も食にはアバウトなことはなく、衛生面は管理されています。
現地で屋台を楽しめるようになって初めて、ようやくタイやバンコクの本当の姿が見えてきた気がします。
それにもともと日本人もお祭りの屋台って大好きですしね。
心理的抵抗がなくなれば、タイでも一気に楽しめます!
日本の高速道路のサービスエリアで屋台が人気なのも、国民性や気質からでしょう。
カオマンガイ(蒸し鶏肉)
おなじみ日本人にも熱狂的なファンの多いカオマンガイです。
鶏肉の出汁で炊いたご飯に蒸した鶏肉を乗せ、付け合せのタレをかけて食べるというシンプルな一品。
シンガポールなどでも海南鶏飯(チキンライス)として食べられていますね。
でもクイッティアオもそうですが、シンプルな料理ほど、味に違いが出るのはなぜ?
使う具材も変わらないし、どこも大して味は変わらないだろうと、混雑店を避けて空いているお店などに入ろうもんなら後悔することになる(笑)
人気店はそれ相当の理由があり混んでいるわけで、味を比べてみると歴然!
肉の柔らかさとジューシーさ、お米のもっちり感と出汁のシミ混んだ味、深みのあるタレの味付け、、なんかね、もう完成度が全然違うわけなんですよ。
しかもどこも値段が大して違わないのに。
さあ、街に繰り出して、お気に入りを探そう!
カオマンガイトー(揚げ鶏肉)
こっちのトーは、鶏肉がクリスピーチキンになってるのですが、似て非なるもの。
一味変わってというより、カオマンガイとは別の食べ物であります。
香ばしく揚げたクリスピーチキン、サクサクの食感、揚げることで弾力を増す鶏肉。
そして、こちらカオマンガイトーの方のタレは甘いタレなのが大きな違い。
衣があるからボリュームもあって、甘い。
子供が好きそうな料理ですね。
いろいろ挑戦してみて初めて違いが分かる。
屋台めぐりの発見も楽しいですね。
ソムタム(青パパイヤのサラダ)
パパイヤのシャキシャキ感と酸味、唐辛子の辛味、ナンプラーのしょっぱさ、砂糖の甘味、ナッツの香ばしさなどが絶妙に混じり合い、とても美味しいサラダです。
すり鉢でよく叩くことで、パパイヤの繊維の中にも味が入り込んで、浅漬けのような感じになる。
このサラダは現地タイの人たちにも大人気で、フードコート、屋台、行く先々で見かける手軽な一品。
パパイヤというと、中身がオレンジ色でメロンのようにカットして食べる甘いフルーツを想像しますが、この青パパイヤは野菜なのでしょうか?
サラダの青パパイヤは全く甘みはなく野菜という感じです。
ホテルの朝食バイキングでも、フルーツの皿にカットした青パパイヤは見かけないので、甘みはなくフルーツとして食べるものではないのでしょう。
でもこのソムタムはオススメのタイ料理のひとつです。
以上、こんなところがタイ・バンコクで人気の屋台料理になります。
ぜひ、いろんなチャレンジや発見をされて、皆さんの旅が楽しいものになることを祈って!