バンコクの街角:屋台の文化
バンコクの街角には、どこもかしこも屋台、屋台、屋台だらけ
飲み物・食べ物から洋服・日用雑貨までありとあらゆるものが並べられます。
そして、
昔から、屋台で安く食べる、あるいはテイクアウトする文化が根付いているタイでは、わざわざ自宅で食事を作る習慣があまりありません。
なぜなら屋台で買う食事が安価でしかも美味しいから。
で、それぞれお気に入りの屋台があったりするわけです。
屋台で食べるタイの食事は基本的にネコ飯です。
様々な(汁気を含んだ)料理の中から自分の好きなものを選んで、ご飯にかけて食べる。
食べながら「美味しいのニャ〜」とか言ってるうちはまだ大丈夫。
かつてボクシング亀田の親父さんがまだセコンドライセンスを持っていた頃(今は剥奪されています)、試合前にリング中央に両選手(とセコンド)が呼ばれレフェリーの注意を聞く時も、対峙した相手選手を睨めつけ「シャーコラ!」とやって恫喝した、と問題になっていましたが、あれも恐らくは遠征先のタイでネコ飯を食べて悪い方に出たケースと思われます。(トレーニングで何度も訪タイした模様)
ネコ以外は「シャー」とは言わないはずですから。。
日本は基本的に自宅で作る風習が根付いており、それは倹約の精神だったり、昔からの”ハレの日の外食”という文化からの名残りだったりする訳ですね。
特に日本における外食は、少し豪勢に、あるいはアルコール付きで結構な金額が費やされるものだったりします。
でも自炊ばかりやっていては、ストレスが溜まる。
たまには外食することも精神衛生上から必要不可欠であります。
なんか人に作ってもらった料理を食べるのって、食欲を満たすだけではなく、精神的にもホッと満たされるものなのです。
そんな時に、あまり費用を気にせず気軽に入れるバンコクの屋台は素晴らしいシステムです。
平均して30〜50バーツ程度の料金でお腹いっぱいに外食できる。
日本の安いフードコートと比較しても、なかなかこうはいきません。
日本人がバンコクに行った際には、ついつい小綺麗なレストラン等で食事してしまいますが(それでも安いので)、現地の人たちの生活を垣間見ることができる屋台にトライしてみることもオススメです。
B級グルメも鉄板!というバンコクで
きっとお気に入りの屋台が見つかることでしょう。