難攻不落の小田原城 その3
ここが最後の難関、常盤木橋(ときわぎばし)
登城とはよく言ったもので、、
もはや登山と変わりません。。
この城内でも一番の急勾配ですが、、
両サイドにはお花畑ののどかな景色が
急坂を登り、息も絶え絶えで、、
思わず極楽浄土の幻が見えている・・訳ではないのです。。
実は当時の小田原城内(現在の城址公園の はるか何倍もの規模)には、大規模な田んぼや畑があり、
敵の兵糧攻めにもまったく屈することはなかったそうです。
この 小じんまりしたスペースにすら
思わず そういう名残りを感じる光景なのでした
この時、
7月後半だというのに紫陽花が咲き乱れていました
常盤木橋を登り到達するのは
常盤木門(ときわぎもん)
本丸へと繋がる最後の砦なので、
一番大きく頑丈な造り
門の厚みも 凄くて、
当然ながら2階のスペースにはかなりの人が待機できる造りで
真上からも監視をしたり、攻撃を仕掛けたりが可能になっています
はっきり言って、
ここまで来るのに思い切り登山しているみたいなものなので、
たとえ難関を乗り越えてきた敵兵であっても、
ココに来た時には息を切らし、かなりの体力も削がれていたことでしょう。
なんてったって
この高さまで登れば、
小田原の街並みも見下ろせる高度です
常盤木門を抜けると、ついに本丸広場へ
ココには
現在の城主である お猿さん がいます
で、
その向こうへと目をやると
ついに 小田原城 が姿を見せた (・∀・)