深刻なハチミツ不足がバンコクにもやってきた
世界中でミツバチがいなくなり深刻なハチミツ不足と言われて久しいですが・・
ついにその波がタイはバンコクにもやってきてしまったようです。
以前の記事でも紹介したミレニアムヒルトンのエグゼクティブラウンジやダブルツリーで提供されていた蜜蝋のまま出てくるハチミツ。
なかなかこういう形態で食べられることがないので、
いつもはハチミツを食べないのに何気に宿泊時の楽しみにしていました。
このとろーり感がいいのです
バターとハチミツさえあれば、ジャムには手が伸びません
口に入れると全部溶けてハチミツに変わります
それなのに、ああそれなのに、
そのささやかな楽しみが無くなってしまいました。。
前回の滞在時にはラウンジから姿を消してしまっており、
深刻なハチミツ不足の波が、ついにタイにも押し寄せた模様です。
残念・・・
ミツバチが姿を消してしまったことについては、原因の特定が出来ておらず、農薬による大量死やダニ・寄生虫の発生、異常気象や遺伝子組み換え作物の影響・・などなど色々言われていますがどれも決定的な根拠には乏しいようです。
またミツバチはハチミツを作る以外にも、養蜂家から農家へ貸し出してイチゴ・メロンなどのハウス栽培、リンゴやサクランボの果樹の受粉にも活躍してきたそうで、ここまで考えると大打撃を受けることは避けられない事態となっています。
近所のスーパーなどを覗いてみても店頭に並ぶハチミツの大部分は中国産。
他にはカナダ、アルゼンチンなど外国ものばかりで、日本産はすっかり激減してしまいましたね。
バンコクのスーパーで販売していたハチミツはタイ産でしたが、そう遠くない将来には庶民の手の届かないものになってしまうのでしょうか・・