長野 松本城シリーズ続編 その5 ー完ー
長らく続けてまいりました松本城シリーズですが、
いよいよ最終回となります。
現在の松本城は耐震工事に入るので、
復活した頃に機会があれば再会したいものです。
このように外観は見事にお手入れされているので
雰囲気があって美しくて言うことない感じです。
耐震強度ってことなので、骨組みを矯正されるみたいなイメージですか。。
良く出来た完成度の高いお城というのは
どの角度から見ても美しさを感じる造りになっています
張り出した狭間(さま)だけじゃなく、
上の白壁のところも段差が付いていますね
しばしの時を経て、
改修を終え健康になった状態で次にお会いしましょう
瓦(かわら)には、松本城主の家紋が彫られています
そう、
この家紋:笹竜胆(ささりんどう)になります
加えて戦国時代に建てられたお城には
守り神としての鯱(しゃち)が彫られています。
以前の小田原城の時にも登場しましたが、
鯱(しゃち)は、顔が虎、身体が魚の伝説の生き物で(現代のシャチとは違う)、
当時のお城では、災厄を防ぐ守り神として祀られていたそうです
快晴の青空と威風堂々の松本城、
ホントに壮観でありました。
こちらはサイドの方向
お堀に架かる埋橋(うずみのはし)からお城を望んだショット
綺麗な朱色に塗られた埋橋とは対象的ですが
昔からの名も無き橋も、しっかり残っております
次に行けるのは数年後になってしまうかもしれませんが、
是非ともその美しい佇まいを保存して頂きたい
そんな想いに駆られる松本城訪問記なのでした。