聖ポール天主堂跡@マカオ世界遺産の旅
さて、
急勾配の坂を登り切り
ほぼ全ての人エネルギーを使い果たし辿り着いたモンテの砦
その下方にも世界遺産がありまして
聖ポール天主堂跡
ハァ、なんだこれ? 的な史跡に見えるのですが、、
実はこちら、
もともとは1,602年に
ポルトガル:イエスズ教会が建築したカトリック教会の跡。
当時はアジア最大のカトリック教会だったというのも頷ける巨大さ
この建物に思い切り違和感を感じるのが奥行きがほぼほぼゼロな事
つまり一枚板みたいな史跡なのです。
その理由は
過去1835年に、マカオを巨大台風が直撃した際に起きた火事により
不幸にもこの前壁だけを残して、背後の木造構造がすべて焼失してしまったそうなのです。。
それにしても、
前壁だけ残った と言っても、、このパンパない大きさ
後ろに繋がる木造建築の奥行きを考えれると、
どれだけ大きくて立派な教会だったのだろうかと想像してしまいます。。
こちらは、
前回のモンテの砦から
一段下がった聖ポール天主堂跡の高台からマカオ市街地の眺め
時は
少し夕刻に差し掛かろうかという時間帯。。
マカオ:カジノの象徴的なグランドリスボアの建物が
夕陽を浴びてよりゴールドに輝いているのもマカオの情緒を感じます
この階段を下っていけば無事セナド広場に到着しますので、
オススメルートは
セナド広場 → 聖ポール天主堂跡 → モンテの砦 です。
私達たちのように、
あり得ない急勾配の坂を登ることは
トライアスロン選手じゃなければオススメしません。