長野 松本城の佇まい その6
お久しぶりの
威風堂々:松本城シリーズなのであります
そういえば、
先日「松本城が倒壊の恐れ」とか報道されてビックラしますた
400年以上経ってるのに
幾多の震災や戦火を乗り越え
こうして無事に現存していることが奇跡なのかも、ですね
そんな歴史の重みを感じさせる松本城なんですが
中に入ると
あちこちに格子窓が存在しています
信州長野ですから、
冬は雪深く、凍えた寒風がピューピュー入ってきそうなもんですが
そこはやはり戦国時代、
寝首を掻っ切られないように、こうして緊張感を持って監視していたのでしょう。
現在は全て一般公開されているので、
こうした長廊下も、観光客がズズズイ〜っと歩いて進めます
こうした幾つもの巨大支柱が
このお城を支えている要の役目を果たしています
わたくし建築には詳しくないのですが、
地震国:日本でありながら、
幾多の震災を乗り越えてきたお城の構造と建築技術には学ぶべきものがかなり多く、
研究対象としているいう建築業界の話もあるようです
で、特筆すべきはこちら ↓ なのであります
この階段も、当時のままを残している
だから、、
ものスゴく急な階段で、特にお年寄りとかは注意が必要です
写真で見るとイマイチ分かりにくいのですが、
サイドにある手すりに掴まって登らなきゃいけないほど危険!
なんでか?
敵が攻め込んできた時に、
容易に天守閣まで登らせないようにするため!
もしくはその最中に攻撃を加える!
きっと当時は階段の取り外しが可能だったり、上からフタをしたのかもです。。
やはり、、すごい時代だったんですね・・
平和ボケしてると揶揄される日本人ですが、、
今の状況がいかに幸せなことなのかというのを
こういうのを見ると改めて実感しますね。
だって
日々の暮らしや利便性より、、
イザという時に備えての対策の方が優ってるんですから。
上層階には
このように全方位を見渡せる部屋もあった
今後は、改修補強工事に入るようですし、
またいつか、
リフレッシュして元気になった松本城に会えるとイイなと思います