渡し舟に揺られてしばし、、ようやく懐かしの宿が見えてきた
いまや大都会のバンコクにおいて、このチャオプラヤー川沿いに建つホテル群は、リゾート気分を誘う渡し舟の利用も相成り、古き良き時代のバンコクを堪能できます。
加えてリバーサイドのホテルは、ビジネス客が少ないので(街中へのアクセスに難があるため)、余計に時間がゆったりと流れており、旅愁に浸りたい時にはもってこい。
だけど、今日はあいにくの曇天。。
どしゃぶりが来そうな雰囲気の空。
でも、雨季のバンコクでは仕方のないこと。
船着場から専用ボートでホテルまで5分程度のドンブラコ
途中で、懐かしい建物が目に入ってくる
全室リバービューが売りのミレニアムヒルトン
この界隈の高級ホテルと比較し宿泊料金が手頃なのも人気の理由
サパーンタクシン駅の廃止が報じられてから宿泊していなかったから、
2〜3年ぶりの訪問になるのだろうか?
それにしても・・・
北側の曇天や黒い雲と反対側の南の空を見上げれば、
晴れ間が見えてまるで違う雰囲気にも驚かされる!
私と同様に、サパーンタクシン駅の廃止が発表されてからリバーサイドのホテルへの宿泊予約をやめた観光客も多いのでは?
だって数ヶ月前に予約することがほとんどの海外旅行の場合、予約してから実際の渡航までに廃止でもされたらリスクが大きすぎる。
でも、、未だに廃止の兆候はないけど、どうなったのだろう?
それはそうと、
船を降りて久しぶりのミレニアムヒルトン!
靄(もや)が掛かってるのはさっそくの怪奇現象・・・
ではなく水蒸気ミスト
それにしても、、
何も変わっていないけど、すごく懐かしい。。
ロビーの吹き抜けの天井高がすごく気持ち良いのも、「ヒルトンHオーナーズデスクには担当者が不在で、普通のフロントでチェックインしてくれと言われる」のまで変わらず、あの頃のままだ(笑)
ちなみにヒルトン会員向けのHオーナーズデスクで手続きすれば、ロビーのソファに座りウエルカムドリンクを提供されながら優雅な気分でチェックインできるというサービスがあるが、そんな些細なことにこだわっていつまでも待ち続けるのはゴメンだ(笑)
少しでも早く部屋に入ってゆっくりした方がリラックスできる。
ドリンクが必要ならラウンジに行けば良いんだし。
たまにホテルの口コミサイトなどで、ここのチェックイン時の対応がマズイとクレームを書いてあるのも見かけるけど、そんなことで怒って無駄なエネルギーを使ってはいけません(笑)なんせマイペンライのお国柄なのだから。
特にタイの人は怒られるのを極端に嫌うので(日本人も好きなわけでもないけど)、執拗に文句言ったりし過ぎると、自分で自分の身を危険に晒すようなものです。
タイでは稀にバスやタクシーなどの運転手と欧州の観光客などの間で傷害事件や殺人事件が起きたりしてしまうのも、お互いこういう相手の気質や文化を理解しないままミスコミュニケーションから起因していることとも無関係ではないでしょう。
この吸い込まれそうな吹き抜けは、プールやフィットネスのある4Fまで通じている
いよいよ到着しました ! (・∀・)