バンコクのコンドミニアム
少し前になりますが、
新年を迎えた元旦の深夜に、大阪の道頓堀で60人余りが飛び込み、不幸にも韓国からの旅行客の男子高校生がなくなったという痛ましい事故があった。
その後、韓国からのツィートなどで、韓国では学校にプールがないため、大部分の韓国人は泳げないということが明らかになって、日本では驚きと共に、この事故とは違う方向へと話が発展した経緯は記憶に新しい。
外から見る韓国の街並みは日本とほとんど変わらず、同じような暮らしをしているように思いがちであるが、こうした文化の違いというのは改めて驚かされる。
さて、バンコクのコンドミニアム
英語でマンションというのは大邸宅を指すので、通常はコンドcondoという。
バンコクも日本と同じウサギ小屋である。
まだ日本の首都圏と比較して土地があるとはいえ、狭いエリアに人口密集している。
そして日本と同様に、狭い土地に多くの人が住むには天に登っていくしかない。
そんな訳で、あちこちで高層マンションが作られている。
しかし、大きな違いがあるのは、
バンコクのコンドには大抵プールがついていること。
バンコクが暑いところだからプールがあるのかといえば、そうではなく、
昔から観光王国で、リタイアした欧米人の移住者が多い土地柄が影響しているのだという。
確かに、気候は温暖で、人は穏やかで、英語も通じる、物価も安い、となれば移住したくなるのもよく分かる。
地球温暖化の現在では、日本はタイより涼しいとは言い切れず、
真夏のヒートアイランド現象で感じるサウナ状態では
逆にバンコクの方が過ごしやすいことも多いのが事実。
日本にプール付きのマンションがほとんど普及していない理由は?
・水道代や修理代がバカにならない
・メンテナンスが大変
・最初から無いのが当たり前なので需要も無い
・元来、贅沢思考のない国民性だから
・バスタブに浸かるだけで満足
おそらく、このことも海外から見れば、文化の違いに驚くことなのかも?