バンコクに行きタイ

タイ・バンコクの旅行記などを中心に書いています(・∀・)

タイの高速鉄道プロジェクト

 

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中国とタイが、タイ国内の鉄道路線建設で覚書を交わした。

 

現在のタイの政権トップはプラユット暫定首相ですが、昨年末に中国の李克強首相と2度に渡って会談を行い、両国がタイが推進する鉄道建設プロジェクトにおいて協力することで覚書を交わしたという。

 

同路線は最終的にはシンガポールの鉄道と連結する広大な計画であり、中国からラオス、タイ、マレーシアを抜けてシンガポールへと進むルートです。

 

 

この結果を受けて、相見積もりを取られていた韓国がタイに激怒!のようなニュアンスで語られているが、当然ながら日本も営業を掛けていました。

 

タイは原則的にターク・ムクダハン複線電化路線建設の権利を日本に与える方針でいたが、2014年11月に日本で衆議院が解散されたことで協議が停滞したなどと報じられた。

 

 

でも、タイ政府が韓国に断りの一報を入れた際には「前政権で決まっていた方向性のため現政権でも引き継ぐ」旨を伝えていたようだし、前首相のインラックも中国にすり寄っていたので規定路線ではあったと思われる訳です。

 

だから日本の衆議院解散も、もっともらしい後付けの理由でしかないのではないか。 

 

 

 

しかし、鉄道の全プロジェクトを中国が建設するのか、はたまた一部に留まるのかは定かではないもの、出来たところで安心して乗車できるものなのだろうか?

(2015年5月:バンコク-チェンマイ路線を日本が受注することで覚書を取り交わした)

 

 

 

なんせ、中国は日本の新幹線技術を独自開発のものだとして国際特許を出願した前科や(技術を盗まれた原因はJR東日本と共に中国へ新幹線技術を売り込んだ川崎重工の杜撰な契約のせいと言われている)、以前2011年に起きた温州高速鉄道(中国版新幹線)事故の際には40名もの死者(この数字も実際はもっと多いとの憶測が多い)を出したにも関わらず、原因究明もしないまま、事故車両を埋めて終わりにしたという信じられない行為がある。

 

 

穴を掘りモノを埋めて終わりにするなどというのは、ほとんど野生動物の世界。

 

 

彼らはいったい何を隠したかったのだろう?

 

そして情報統制されてニュートラルな視点で物事を見るのが難しい中国国民は、自国の政府をどう見ているのだろうか?

 

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