同じ南国でも・・・フィリピンの実情は
タイと同じ暑い場所でもフィリピンは全く違う世界でした。
現地の情報に詳しくないままベイエリアで良さそうと予約し宿泊したホテルが、マラテ地区という治安の悪いところだったせいもあるのですが、、
そこにあったのは・・
紛れもない貧困のアジアでした。。。(´・ω・`)
ホテルから外に出れば、お金をせびりに裸足で走って群がってくる路上生活の小さな子供たち。。
男たちは日中は暑いから犬と一緒に路上で死んだ様に寝ていて、、その姿を見て人間も犬もやはり同じ動物なんだと再確認した(皮肉や揶揄ではなく)
彼らは夕方以降に気温が下がるとようやく起きだして、ギラギラした目をしながらコンビニに入ってくる客にお金を乞う。。
商業施設をはじめ全ての警備員は自動小銃を抱えているし、、
ショッピングセンター施設内にはGUNショップまでも入ってた。。
こんな光景・・日本では考えられない。。。
正直、すごく気持ちが沈みました・・・
治安が悪かったことが理由ではなく、、
もし自分がこういうところに生まれ育っていたらどうだったのだろう、と考えさせられたからです。
私は幸いにも日本に生まれ何とか生活できていますが、こういうところに生まれていたら、恐らく「ここから抜け出さなきゃ」などということを考える余裕すら無いでしょう、一日一日を生きるのに精一杯で。
だから間違いなく自分もここで埋もれていただろうなと思った。。
何が正しいのか、どうあるべきなのか、すら考える余裕もないほどの絶望的な貧困。
そこには安易に「頑張れ」などと言ってはいけない現実があったのです。。。